この小説はある大学病院のお話しです。
現役勤務している看護師の実話です。
この親切な看護師は天使の笑顔なのに、実際裏に隠されてた本音を暴露なんです。
怖い~わ!!!やはり看護師も私たちと同じで普通の人間です。
私はあばずれ看護師歴20年目の48歳。
とある地方都市の大学病院勤務の現役看護師。
夫と高校生の娘の3人家族。
趣味は強いて言えば釣りとテレビに出ること。
家族からは“インチキ看護師”とバカにされ、全然信頼されてないどころか、夫からは「変な薬を飲まされて殺されるんじゃないか?」と疑われ、親戚・知人・友人に「俺が不審な死に方したら女房を疑ってくれ!」と常々訴えている始末(笑)
どうか、私の目の前でだけは死なないでほしいわ!
私は、とある地方都市の大学病院で働いている正真正銘の現役看護師。
小さい頃からの夢で看護師になったものの・・・
現実は思ったより大変。
近年はマスメディアの影響か?
どこかで医療ミスが起こればマスコミで大げさに取り上げ、病院は“患者サービス”だの“患者様々”だの病院にやってくる近頃の患者はまるで王様気取り。
患者の権利ばかりが重要視され、医療者はやりづらい。
患者に気を使ってばかりでは本質の医療看護は提供できないと思うのだが・・・
おかしな世の中になったものだっと思いつつも、現場での看護師の仕事は辛いことばかりではない!
厄介な患者だって、生死に関わることだって笑いに変えてしまう。
仕事は自分で楽しくしないと♪
表向きには天使の微笑み&歯に衣を着せて心にもないような優しい言葉で患者との会話を交わし女優になった気分♪
看護師はイメージと違って意外と天使じゃないんだよ
実際に私が出会ったムカつく患者様たちをありのまま書いてストレス解消しちゃいます!
モンスターペアレントならぬ、モンスターペイシェント・・・
百歩譲って「病気なんだし、多少のわがままは聞いてあげよう」なんて天使は滅多にいないのが現実。
入院して来るなり
「窓際のベッドが空いてる部屋にして欲しい」
「個室でないとイヤ」
食事も「あれがイヤこれがイヤ」
「あ~ぁ、てめぇが気に入る病院を自分で作りやがれ!」
って言いたくなる。
“言った者勝ち”の理不尽な世界。
いくら看護師が心を込めて説明しても、患者様の為を思ってしていることでも患者様は王様扱いですから、王様が気に入らなければ“投書”という形で私たちは上司から撃たれてしまう。
どんな正当な理由があろうとも悪いのは下々の私達スタッフ・・・私達の言い分は上司にはあまり聞き入れてもらえないのが悲しい現実。
気の合う仲間と休みが合えばランチに行ったり、居酒屋に飲みに行ったり、カラオケで熱唱したり・・・とストレス解消も大事な仕事。
日頃のストレスを解消するためには少々騒いだくらいでは余計ストレスが蓄積されるだけ。
思いっきり発散しないとね。
わがままな患者様よ!
あんた達のせいで私たち看護師はどれだけ自分の時間までストレスに侵害されていることか・・・。
少しは感謝の気持ちを持って欲しいわい!!
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