コンビニある国ではこのお話はあるかもしれない。

コンビニは便利で誰でも利用できる。それにいろんな面白いことが発生すると思うわ。

是非気軽く読んでね。

 

コンビニ店員の事情  

これは、東京都在住、上間海里という
22才の女子大学生による恋の空騒ぎなお話なのである。
彼女の詳細についてはこうだ。
都内某大学4年在学中。
就活をすっ飛ばしコンビニ店員としてアルバイトをしつつ将来の夢に向かって頑張っている。
とかなんとか・・・

「お父ちゃーん、これも洗っておいてくれい!」

父親にブラを投げつける
かなりの自由奔放気質な性格であることは、
知っておいてほしい。

「洗濯機くらい自分で使えるようになれ…」

「わたし機械と相性が悪いの」

女子大生、22才。
上間海里(うえま かいり)

社会人手前の一番輝かしい華の22才。

22才という響きは

なんか良い。

ですが、

そんな脂の乗った1番美味しい時期に

あたしは「コンビニ」というごくごーーーーく平凡な(失礼)とこでバイトをしてる。

1度は辞めたこともあるここのコンビニバイト。

けど他のバイトもなかなか長続きせず、結局戻って来た。

再採用ありが…(略)!!

なんだかんだで3年目に突入。

これまでどんなバイトも1年続いた試しがなかったあたしが3年続いたとは何事。

「ぷはーーーっ!」


バイトから帰宅したてに飲む、冷えたオランジーナが旨くて仕方ない。

大人になったものだ。
都内某所にあるこのコンビニ。

駐車場は広い方で、
大きな通り沿いにあるここはラッシュ時は混む。

周りには会社、工場、小学校、役所がある。

常連客がほとんど。
だから仲の良いお客もいる。

客「おーう」

私「おーす」

工事現場で働く土方の人はこんな感じに挨拶をしてくる。

でも、

この辺じゃここが1番、客のガラが悪いってゆうのもちまたのコンビニ同士の間じゃ有名。


「っち、おっせーんだよ」

「箸入ってねえじゃねーか」

おっかないったらない。

けれど、

このコンビニであんな出逢いが待っていたなんて

この時は知るよしも無かった。

(ありがちな前触れフレーズ)

旬な脂を乗せっぱなしに生きているあたしは

彼氏いない暦22年。

なんて

ほんとのこと言えません。

言えないんですよ。

産まれて来てから22年間、付き合ったことがないとか誰にも言えないんですよ。

ふーーー

内緒内緒。


もちろん

過去には好きな人はいました。

初恋は幼稚園。

名前はセミン君。

誰よりも早い韓国ブームでした。

はなわ君みたいな少年でした。おぼろげ


ずーーーーんと飛んで

中学生

なななんと
3年間同じ人がずっと好きでした。
類希なる一途。
周りからはよく飽きないねと多々言われたり。うるせー!

ずっと彼女がいたし、告白もしなかった。む

ルパン三世みたいな少年でした。
おぼろげ
あれだけ何もなかった中学時代を挽回しようと迎えた少女漫画舞台の高校。

ビバ・JK

ですが、ここでもあたしは華麗なるJKライフとは程遠い日常を送ることとなる。

あたしのJKライフはこうだ。

好きな人と2年間同じクラスだったにも関わらず、

1度も話さないで卒業。

悲しかった中学時代の恋は、高校でさらにその哀れさを増してしまったのだ。


「佐藤くーーーん!!」

サンマルクで無念の声をあげたものだ。
はんにゃの金田のような少年でした。せんめい

こうして

あれよあれよと言う間に大学生になったあたし。

もう恋とかいい

あたし、一生

彼氏とかできないんだろうなぁ~

自分から積極的になれないし、緊張して上手く話せないし、赤面症のせいですぐ顔赤くなる。

こうして、

誰に恋しても、

あたしの恋は永遠に報われないのでした・・・

おしまい

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